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ガイソー淡路島店

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屋根材の修繕時期について

2021.11.12
 
いつも弊社のホームページをご覧くださり有難うございます。

本日は、屋根の修繕時期についてご紹介していきます。

外壁と同様に、直射日光や雨風にさらされているのが屋根です。
劣化に気づきにくいので、早めの対応が必要となってきます。

①スレート系(カラーベスト)点検目安 7~8年

代表的な屋根の1つです。石質の薄い板を使用しています。
劣化すると表面の割れや反り、屋根面の接合部の下地の腐食、板金を止めている釘の浮きが起こり始めます。
10年以上経つと、汚れやコケがついたり、色あせも目立つようになるので、内部に腐食がないか点検が必要です。

・色あせ⇒スレート屋根材の色あせは赤信号です。天井裏の雨染みは屋根が傷んでいる証拠です。


・割れ色あせが更に劣化するとひび割れや、破損につながることがあります。
コケやカビが生えている屋根をよく目にしますが、これが割れの原因になります。
スレート屋根材の劣化を放置し、そこに力が加わると割れて雨漏りが発生します。



②セメント系 点検目安 10~15年
セメント瓦とは、セメントと川砂を1対2~3の割合で混ぜたモルタルを、型に入れて形成し塗装したものです。
紫外線、風雨、温度変化などで塗膜の劣化が進行すると、素材のセメントの劣化も早くなるので、もろくなる前に定期的なメンテナンスをおススメします。


・色あせ⇒セメント系の屋根材は色あせを起こすため、定期的な塗装が必要です。

・ずれ⇒瓦がズレていると、、建物の中に雨水が浸入しやすくなります。放置すると、躯体を傷め、建物の寿命を縮めてしまいます。

・割れ⇒塗膜が剥がれ表面に骨材が現れた状態は、もろく少しの力で割れてしまいます。ここが、雨漏りの原因になります。


③粘土系(瓦)  点検目安 20~30年
寿命が長く、色落ちがほとんどない粘土瓦です。
汚れが酷い場合は洗うか、部分的に交換をするか検討が必要です。
ズレや浮きがあれば、瓦を固定している屋根面の接合部の漆喰が崩れている可能性があります。
コケや雑草を放置すると根から、雨水を屋根に引き込む原因になります。

・ヒビ・コケ⇒瓦表面に細かいヒビが入った現象を貫入といいます。
小さいものは問題ありません。

・ずれ⇒漆喰が剥がれ、瓦が固定されていません。少しの衝撃で瓦がおちる危険な状態です。


④金属系(トタン) 点検目安 10~20年

耐候性とコストの面で古くから馴染みのある外壁材。
耐熱性・防火性に優れているが金属製なので劣化すると錆が
発生します。そのまま放置すると、腐食が進行し欠損してしまう恐れがあるので、錆については早期の対応が必要です。

・錆⇒一度錆びてしまうと、健全な部分にも錆が浸食してしまいます。
最後は穴が開いてしまいます。


・浮き⇒劣化すると板金をとめている釘の浮きや屋根材の変形反りが起こります。
浮きを放置すると、水分がしみこみます。
台風や強風のあとは、浮き上がったり、ガタついているところがないか、点検が必要です。


屋根も外壁同様に劣化します。
外壁塗装をお考えの方は、屋根も一度定期点検を行われることをおススメします。

ガイソー淡路島店では、外壁塗装・屋根塗装以外に、屋根の金属カバー工法、防水工事、小工事も行っております。
お気軽にお問合せ下さい(^_-)-☆